最近、スローライフという言葉を耳にすることはありませんか。スローライフ、テレビや雑誌、スローライフ体験の本なども出版されたりして、何かと話題です。スローライフって何となくイメージできるけど…どんな生活のことをいうのでしょうか。 人によっては、昔に戻るという意識もあったりして、野菜作りをして自給自足の生活をしたりして、都会での生活とは全く違った生活をすることで、都会のざわつきや都会の人ごみを忘れ、ゆっくりのんびりすごすのです。仕事で忙しく過ごしていたけれど、自分の趣味に生きてみたり、自然に囲まれてマイナスイオンをたくさん浴びたりとそのスローライフはとても魅力的に思えます。スローライフとはゆっくりした生活ということなのでしょうか。まさにスローライフですね。 長年働いた会社を退職、あせらず、のんびり、ゆっくり、暮らすということがスローライフともいわれ、それも間違えではありませんが、もっと深く考えてみると、無理のない自然体であることや昔ながらの伝統を守ることなども意味する様です。自分自身、そして自分の時間、あわせて食べ物を始めとする物を大切にするという生活のことを本当のスローライフという様です。 |
いまは便利な世の中で、あらゆる物が便利になる様に開発されています。しかしながら、その便利な世の中は時として自然に優しくないケースが多くある様です。忙しい生活を送っている時はやはり便利な物を求めがちです。それは決して間違えということでもありません。忙しい時間を有効に使うためでもあるからです。でも、忙しい生活からふと解放された時、その大切さを思いだすのかもしれません。例え、それに気づけたとしても、社会では多くの人が絡み合っていて、自分だけが足並みを崩すわけにもいきません。自分だけの意見を主張することはなかなか困難です。生活の流れは突然変えられるわけもなく、もちろん自分以外の人の生活を変えることなどとてもできません。仕事や人間関係に追われていた日常生活から抜け出したとき、自分の生活が落ち着いたとき、ふとその思いを貫くことができる様になるのではないでしょうか。時間に追われていた日常では気づけなかったこともあるしれません。地球温暖化が進むこの世の中を見直す余裕が出てくるのかもしれません。エコを唱える昨今の時代に最も大切なことかもしれません。スローライフは環境を守ることにも繋がっていくのです。 こういったことがスローライフというのであれば、特に住居を移すばかりではありません。田舎で暮らしたり、海外で暮らしたりするまでもなく、これまでの日常生活の中で生活自体を見直すことでスローライフを送ることもできるのではないでしょうか。自分自身、そして時間、物を大切にすることはそんな場所にいてもできることなのです。スローライフはどこにいてもできることなのです。時間だけに追われがちな現役時代ではなかなか時間や物の大切さに気づくことは難しいことかもしれません。気づかないままに過ごしている人はたくさんいるでしょう。だから、スローライフをしようと気づくのが熟年世代なのかもしれません。色々な経験を積んでいくうちに本当に大切な物に気づくということなのでしょう。社会で体験した様々なことが何が大切か、自分自身の尊さ、時間の儚さ、物の哀れみに気づけるのかもしれません。 |
スローライフの定義は特に難しいことではないのです。伝統を守ること、物の本質にこだわること、そういったことで常に自然体でいる生活をいいます。地位や名誉、財産ということとは掛け離れたところにあるものなのです。地位や名誉、財産といったことを取り除けば、そこには自分自身の大切さ、時間の儚さ、物の哀れみに気づくことができるのではないでしょうか。そこに気づいて見えてくるのがスローライフといえる様な気がします。 中には家の事をせずに食事や簡単な生活のお世話をしてもらえるという点で有料老人ホーを利用する人が増えています。最近はお年寄りの孤独死なんて言葉を耳にする機会も増えました。有料老人ホームなどで同年代の方と生活を共にすること、いざ介護が必要になったときにも介護士がそばにいる点が有料老人ホームの人気の点です。 年をとって気づくことはとても大切なことかもしれません。伝統の大切さや物の哀れみに気づくことができれば自然と生活の質はあがると思います。生活スタイルのコンセプト、考え方、自分らしさへのこだわりを持つことで、居心地よい時間を過ごすことができ、そして生活の質の向上ができるのではないでしょうか。スローライフとはそれまでと違った価値観で生きていく、そんなことなのかもしれません。あなたらしいスローライフを見つけてみてください。 |