ここ数年、高齢化社会と言われ続け、そしてそれはこれからも続いていくのではと予想されます。少子化が続いているからです。ここ最近の不景気によって、子供を育てていくことが難しい世の中と言うことなのでしょう。子供を育てていくには思う以上に養育費がかかります。いつまで続くか見通しの立たないこの時代に何人もの子供を育てていくというのは大変なのかもしれません。この様に少子化が続いていけば、間違えなく高齢化社会は続きます。
高齢化社会が進むとどういうことになるのでしょうか。自分が家庭を築いたとき、自分の親とはどの様な関わりを持っているのでしょうか。また、自分が年老いた時、自分はどこで誰と暮らしているのでしょうか。何となく想像をしている人もあるでしょうが、実際に親が年老いてきた瞬間を感じたり、自分自身も何かを感じた時、その様に自分が思う様になるとは限りません。突然、親が病気をしたり、ケガをしたり、しばらく遠く離れて暮らすつもりが突然、側にいることが必要になったりすることもあるのです。今の時代は上京して働く人もたくさんいます。ふるさとを離れることのできない両親と暮らしていくために思い悩む人が、いま、この瞬間もいるのではないでしょうか。
年老いた両親と暮らすことは子供の責任でもあります。また、それはあなたが年老いたときも同じ様に子供が感じることです。どんな生活が待っているのか、それは人それぞれ、十人十色、答えは一つではないのです。
そんな高齢化社会が続いていけば、その社会に対応するべく社会も変化していくに違いません。その時に自分や周りの関わる人にとって最も良い方法を見つけて選択していくのが良いでしょう。有料老人ホームなどの介護施設を利用することもそのひとつだと思います。有料老人ホームの数も年々増え、有料老人ホームで働く介護士の不足が問題となっています。普段の生活から未来にある自分の両親の姿、自分自身の姿を想像することができますか。元気で現役で働いているときにそんな姿を想像することができますか。身近なお年寄りに目を向けることはありますか。
少子化、高齢化社会が進んでいけば、当然お年寄りの生活を考えていかなくてはいけません。昔の様に両親と住む人は少なく、核家族が増えています。わたしが小さかった頃は東両親と暮らしている家族もそれなりにいた様な気がしますが、今ではほとんど見かけなくなりました。自分の友人も両親と暮らしている人はほとんどいません。おじいちゃんやおばあちゃんと生活していると賑やかで、昔の遊びを教えてもらったり、昔話をしてもらったり、両親ではない楽しいことがあるでしょう。しかし、現代の家事情、仕事事情など、いろいろなことで一緒に住むことが難しくなってきている様に思います。時代の流れで生活に関する思いが大きく変わってきていることも原因の一つでしょう。どれが良いかという答えはありません。一緒に暮らすこと、近くに住むこと、遠く離れたまま暮らすこと、本当に人それぞれだと思うのです。無理をしては誰も幸せになれません。
こんな時代からか、年老いた人たちには年老いた人たちの新しい生活が注目される様になりました。老人ホームも今では様々なサービスを取り入れていて、まるでホテルの様な環境だったり、見知らぬ田舎に引っ越して夫婦でのんびり暮らしたり、物価の安い海外に移住してそこで暮らしたりと老人たちにも様々な老後の生活が選択できる時代なのです。また、医療機関との連携により、迅速に医療処置を受けることも可能となっています。近隣の医療機関だったり、施設によっては、隣接している場合もあります。電子カルテやレセプトを使って管理され、欲しい情報をすぐに引き出すことが可能となるのです。自分の子供と過ごすだけが老後ではないということなのかもしれません。これから高齢化社会が進めば、その子供自身も年老いて、その更に年老いた両親を面倒みるということにもなり兼ねません。誰かに頼る生活だけでなく、自立した老後生活を送るとためにこれからもますますいろんな生活ができる様になるのではないかと思います。
同じ土地に暮らすことができるのであれば、一緒に暮らすのも良し、どこか好きな土地に行ってスローライフを送るのも良し、ステキな自然に囲まれた老人ホームで過ごすのも良し。それぞれの家庭にあったよりよい方法を見つけられれば、みんなが幸せに暮らせるのではないかと思います。
どんなに元気な人でも、やがて、年をとり、病気になったり、ケガをしたり、体に不自由が出たり、、、と少しずつ少しずつ、「老」はやってきます。これは誰であっても避けられない現実です。
介護が必要になった場、有料老人ホームを利用する人も多いそうです。これからの高齢化社会、必ず自分にもやってくる「老」のついて、日常生活の中で少しづつ考えていきましょう。